ボトックス注射は耳垢が湿っていて夏のワキ汗が気になる人におすすめの治療法

ボトックス注射は、多汗症やワキガの症状を軽減するのに役立つ治療法です。
夏のワキ汗が多くて困っている人や、その汗によって洋服のワキの部分に汗じみが出来てしまう人などは、ボトックス注射を皮膚科や美容クリニックで受けることで改善が期待出来ます。
ワキの下からの嫌なニオイに悩まされる症状をワキガと言いますが、自分がワキガ体質であるかどうかは耳垢が湿っているか乾いているかによって判定出来ると言われています。一般的に耳垢がやわらかい人はワキガ体質と言われますが、それは何故かというと、耳垢が湿っている人は耳の中にアポクリン汗腺があることにより、耳垢が湿る原因になっているからです。汗腺の中でもアポクリン汗腺は粘り気のある汗を分泌しますが、その汗に脂肪などの成分が含まれていることで、この汗腺の周囲では菌が繁殖しやすく、嫌なニオイが発生する原因になってしまいます。そして、耳の中にアポクリン汗腺がある人は、ワキの下にもアポクリン汗腺が多いと類推出来るので、耳垢が湿っている人にはワキの下のアポクリン汗腺が関係するニオイが強い人が多く、ワキガ体質の人が多いということになります。
ボトックス注射は、ボトックス製剤を患部に注射することでその部分からの汗の量を少なくすることが出来るという効果を持っています。ボトックス注射は短時間で受けられる治療法であるため、ワキの下のアポクリン汗腺を取り除くためにワキをメスで切開するといった手術が必要ないというメリットがあります。
ボトックス注射は、アセチルコリンという汗を発生させる命令を出す体内の伝達物質の働きを抑えることによって汗の量を少なくして、多汗症やワキガに困っている人の悩みを解決出来ます。夏のワキ汗がひどくて汗じみが心配な人や、ワキからの嫌なニオイが気になって物事に積極的になれない人は、是非この注射を利用してみてはいかがでしょうか。
なお、夏のワキ汗を止めたいという希望があるなら、ボトックス注射は受けてから3~6カ月ほど効果が続く治療法となっていますので、気温が高くなってきた頃にボトックス注射を利用して、夏のワキ汗が気になる時期を乗り切ってはいかがでしょうか。